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【槇島ほうき】世界にひとつだけのほうき作り

11月21日(日)道の駅しょうない風車市場にて、槇島ほうき応援隊の集大成となるほうき作りが行われました。槇島ほうき手作りの会と共に、ほうきの原材料となるホウキキビを育ててきた応援隊の皆さん。果たして、どんなオリジナルほうきが完成したのでしょうか。

これまでの手作りの会と応援隊の活動はこちらからご覧いただけます☟

令和3年度、応援隊の皆さんと春の定植作業
農家の朝仕事体験!ホウキキビの刈り取りと脱穀

―究極のサステナブル素材―

サステナブルとは、「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味で、今、世界中でムーブメントを起こしている持続可能な社会を目指す取り組み。自分たちの手で原材料を育て、数十年もの間使えるものを作る。まさに、槇島ほうき手作りの会の活動そのものです。

こんなシンプルな材料から丈夫なほうきが作れるなんて不思議ですよね!

―ほうき作りの基本”舟結び”―

まず参加者の皆さんが習得するのは”舟結び”という独特な糸の結び方。これは船乗りや漁師が船で用いるロープワークで、縦結びより強度を上げることができるそうです。

手作りの会会長の日下部さんによるデモンストレーションでは一見簡単そうに見えるのですが、いざ練習用糸でチャレンジしてみると見た目よりも格段に難しい。しかし、舟結びができないとほうきが作れないので、講師である会員の皆さんにコツを聞きながら、徐々に舟結びを習得していきます。

そして、講師から「合格」をいただけたら、最初の関門クリア!自分好みの糸を選び、実際にほうき作製へと入ります。

―長持ちの秘訣―

木綿糸で縛り、舟結びで編んでいく。
この作業を繰り返すことによって、段々とほうきの姿が現れてきます。このカラフルな木綿糸も会員の皆さんが手染めをしているんですよ。

また、槇島ほうきの特徴である「丈夫で長持ちするほうき」を作るためには、木綿糸をきつく縛らなければいけません。少しでも緩んでしまうと脆弱なほうきになってしまい、見た目も不格好なものができてしまいます。予想を遥に上回る力作業です。

「意外と力がいるだろう?」そう言って、慣れた手つきでほうきを作製する日下部会長。
木槌で柄の部分の形を整え、中心に「矢」と呼ばれる木の棒を差し込むことで、柄が持ちやすくなり更に頑丈な作りになるんだとか。

会長が幼かった頃、農家の閑散期である冬期間に男衆(父親たち)がほうきを作り、女衆(母親たち)が行商で売り歩き収入を得て、中学・高校と勉強をさせてもらったと言います。ですから、「槇島ほうき」に対する感謝の念は格別なものがあり、農家の副収入として今日まで伝承されてきました。

まさに、先人の知恵や工夫が随所に散りばめられている”温かい思いが織り込まれたほうき”なのです。

―受け継がれる魔法のほうき―

そして、製作開始から2時間半、ようやくほうきの完成です!
ホウキキビの形状、糸の色や編むときの力加減によって、一つとして同じほうきが出来ることはありません。味のある世界にたったひとつだけのほうきです。

昔の日本人は物を大切にし暮らしてきました。この槇島ほうきも部屋、台所、農作業小屋と、すり減っても場所を変えながら数十年間使われてきたそうです。

「今の子ども達にも物を大切に扱うことを学んでほしい」

そういった思いから、地元の幼稚園、小学校、高校でも定植~ほうき作りを体験してもらい、社会貢献活動の一環として槇島ほうきの普及活動に取り組んでいます。

200年もの間受け継がれてきた”サステナブルな魔法のほうき”を次世代にも繋いでいきたいですね。

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今回作成した約50cmのミニほうき作りは3月まで行えます。
世界にひとつだけのオリジナルほうきを作ってみませんか?
\槇島ほうき作り体験はこちら/

槇島ほうき手作りの会の皆さんとホウキキビから育てたいという方は、令和4年度の槇島ほうき応援隊にぜひご参加ください。
【4月定植、8月刈取り、11月ほうき作り】
のスケジュールとなっております。
参加ご希望の方は庄内町観光0234-42-2922までお問い合わせください。

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