【槇島ほうき】農家の朝仕事体験!ホウキキビの刈り取りと脱穀
―約3メートルにまで成長したホウキキビ―
8月28日(土)に行われた刈り取りは、夏の暑さを避けるために6時より作業開始!
早朝にも関わらず、お子さん4名を含む13名もの応援隊の皆さんが集まってくれました。
「槇島ほうき手作りの会」と「槇島ほうき応援隊」により春に定植したホウキキビは、大人の背をも優に超えるおよそ3メートルまでに!一度台風が接近しハラハラしましたが、強風にもビクともせずに5アールに植えたホウキキビは順調に成長しました。
会長よりレクチャーを受け、早速刈り取りスタート!
ホウキキビを一定の長さに揃えて剪定ばさみで刈り取っていきます。刈り取りと聞いて、鎌で刈り取ることを想像していましたが、はさみでの刈り取りなのでお子さんでも安心して作業に参加することができます。
続いてビニールハウスにて刈り取られたホウキキビの葉と皮を指で1本1本取り除く作業です。スルスルと皮がむけると気持ちが良く、皆さん夢中でむいていきます。
取り除かれた葉や皮は畑の肥料に、種はニワトリの餌になるので、ホウキキビって余すことなく活用できる優れものなのです!
余分な葉や皮を取り除いたホウキキビは数本ずつ束にまとめ、穂先を下にし干して乾燥をさせます。束は長さ別に分けられ、大ほうきから15センチのキーホルダーまで様々な種類のほうきへと変身をするのです。
―そして10日後―
平日のため、手作りの会の皆さんを中心に脱穀作業を行いました。コンバインが主流の昨今、こちらの脱穀機はかなりの年代物。きちんと動くのかな…という周囲の心配をよそに力いっぱい働いてくれて、まだまだ現役の存在感を放っていました。
”良いものを長く使い続ける” まるで槇島ほうきのようですね!
脱穀されたホウキキビは、1本1本選別を行っていきます。節が残っているものは弾いていき、綺麗なものだけを一握り分ずつ束にして縛り、ビニールハウスで乾燥させます。弾いたホウキキビは売れ筋商品のピコほうきやキーホルダーの原料となるそうですよ。
これでホウキキビの栽培も一段落し、あとはほうき作りを残すのみとなりました。苗から育ててきたホウキキビがどんな変身を遂げるのかとても楽しみですね。
共に育ててくれた応援隊の皆さんとほうき作りをするのが待ち遠しいです♪
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